「耳鳴り」改善に役立つ療養泉|諏訪の湯(長野)/毒沢鉱泉(長野)
「耳の奥でキーンとした音がする」「ざわざわした雑音が聞こえる」。
年を取るにつれて増加する、「耳鳴り症状」。
とくに、強いストレスをきっかけに、このような症状が起こることも少なくありません。
治療を受けて改善できる場合はよいのですが、検査を受けても問題がない、現代医学では対処不能と言われてしまうことも、少なくないのが「耳鳴り」です。
そんなときに試してみたいのが、「温泉療法」.。全国には、温泉のチカラで症状を改善できたという噂がある温泉地があります。
耳鳴り改善に役立ったという話があるのは、群馬と長野にある、合計2泉。参考にご覧ください。
温泉センター諏訪の湯(群馬/水上)
群馬県水上町にある「温泉センター諏訪の湯」は、上州の名湯として知られる「水上温泉」のひとつ。
とはいえ、「諏訪の湯」の歴史は意外と浅く、1983年に発見された、比較的新しい温泉です。
泉質は、「カルシウムー硫酸塩温泉」の弱アルカリ泉(ph8.4)。
主な成分は、カルシウム、硫酸、ナトリウムイオン、メタケイ酸で、源泉水には、牛乳の1/2に相当するカルシウムが含まれています。
効能があるといわれるのは、神経痛、関節痛、五十肩、慢性皮膚病など。飲用すると、糖尿病や胃腸病、胆石などにも役立つのだとか。
耳鳴りに効果があったという女性のお話も、飲用での効能です。(参考資料:医者も驚く奇跡の温泉/小学館刊)
耳鳴りを改善したという話の概要
・ひどい耳鳴りに悩まされていた65歳の女性。寝込むほどひどくなり、医者に行くも、「どうしようもない」といわれ、諏訪の湯の源泉水を飲み始める。
・3か月ほど飲用したあたりで、だんだん耳鳴りが気にならなくなり、今はたまにするかな?という程度。
飲用水に使うほか、料理に使う水も、この源泉水にしたところ、便秘や骨粗しょう症の持病まで改善した。
※写真はニフティ温泉より引用させて頂きました。ありがとうございます!
温泉センター諏訪の湯情報→公式サイトが見当たらないため、ニフティ温泉でできます。
毒沢鉱泉 (長野/下諏訪町)
長野県下諏訪町にある「毒沢鉱泉」。ここは、武田信玄が名付けたという「毒沢仙狭」から染み出てくる冷鉱泉です。
※写真は、宮の湯から飲用させて頂きました。ありがとうございます!
泉質は、含鉄―アルミニウムー硫酸塩冷鉱泉。
主な成分は、硫酸、鉄、アルミニウム、マグネシウムイオンなどで、ph2.6という強酸性。
薬用成分が多く含まれ、昭和12年に国立東京衛生試験所の分析を受けてから、売薬免許を獲得したほど、古くから薬用泉として活用されてきた歴史があります。
温泉施設は3つ
毒沢鉱泉の温泉施設は、「神の湯」「沢の湯」「宮の湯」の3つ。
糖尿病や胃腸病、リウマチ、アトピー性皮膚炎などに効能があるといわれ、鉄分が多いため「貧血」「婦人病」などにも功を奏すのだとか。
耳鳴り治癒の体験談
30代から耳鳴りに悩まされた男性が、夜もセミが鳴くような音が聞こえて不眠症になった方が、毎日温泉に通って入浴、コップ1杯半ほどの鉱泉水を飲んだところ、2〜3年で治癒したのだとか。
病院では「治療のしようがない」といわれた症状が改善したというから驚きです。詳細は、「医者も驚く!奇跡が起こる療養泉」/小学館
このほか、「胃がんが消えた」「花粉症から解放された」という逸話も紹介されています。
病院での治療が難しくなっている症状なら、一度試してみるのも手かもしれません。
毒沢温泉 の詳細は公式サイトで。
神の湯公式サイト
沢の湯 ニフティ温泉サイト
宮の湯公式サイト
役に立つ書籍
今回の症状以外にも、ほかの様々な症例に合う温泉地が詳しく紹介されてます。
古い書籍ですが、中古本で購入可能です。
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