登別温泉(北海道)|鉄泉を含む全9種類の泉質が楽しめる湯治温泉

登別温泉(北海道)|鉄泉を含む全9種類の泉質が楽しめる湯治温泉

「登別(のぼりべつ)温泉」は北海道の南部にある温泉地です。

 

周囲を自然豊かな山々に囲まれた天然温泉で、9種類もの泉質が楽しめるのが最大の魅力です。

 

中でも、更年期の症状に効く「鉄泉」は、1kg中20mgの鉄分が含まれる基本の鉄泉を始め、ph3以下の「酸性鉄泉」、銅やマンガンと鉄分を含む「緑ばん泉」という3種類も! 

 

そのほかにも、塩化物ナトリウム泉、ラジウム泉、硫黄泉なども豊富で、さまざまな疾患をいやす「湯治」温泉としても人気があります。

 

温泉宿も多く、その多くで日帰り入浴が楽しめます。施設によって、温泉の泉質に違いがありますので、宿泊場所を1つ決めて、あとは日帰り利用で楽しむのもおすすめです。

 

 

所在地 北海道登別市
アクセス JR北海道室蘭本線「登別駅」から約6キロ、道央自動車道登別東ICから約6km
泉質

硫黄泉、塩化物泉、明礬泉、芒硝泉(硫酸塩泉)、緑礬泉(含アルミニウム泉)、
鉄泉(含鉄泉)酸性泉、重曹泉、ラジウム泉(放射能泉)

源泉の温度 45℃〜90℃
ph 泉質により異なる。酸性からアルカリ泉までさまざま。
開湯

開湯時期は定かではないが大昔からアイヌの人々に愛されてきた秘湯。
江戸時代にその存在が知られるようになった。

お湯の色 乳白色 他
温泉地公式サイト 登別観光協会http://www.noboribetsu-spa.jp/

 

 


Sponsored Link

温泉宿によって「泉質」が違います

温泉宿によって、引かれている温泉の泉質が違います。鉄泉を中心に、宿を探しましょう。

 

第一滝本館 緑ばん泉 硫黄泉 食塩泉 芒硝泉 重曹泉
項目名登別グランドホテル 硫黄泉 食塩泉 鉄泉
ホテルまほろば 硫黄泉 食塩泉 酸性泉

登別石水亭 

硫黄泉
登別万世閣 硫黄泉
ホテルゆもと登別 硫黄泉 食塩泉 酸性泉
名湯の宿 パークホテル雅亭 硫黄泉
登別温泉郷 滝乃家 硫黄泉 食塩泉 鉄泉 ラジウム泉
清水家 硫黄泉

 

※上記以外にもいくつか温泉宿がありますが、硫黄泉ばかりで鉄泉はありません。(2015年12月現在)

関連ページ

知内温泉(北海道)|開湯800年は北海道最古!歴史ある鉄泉がある一軒宿
北海道の南端、地図で表現すると、函館の左方向にある「知内(しりうち)温泉」。 なんと、開湯したのは1247年といいますから、約800年もの歴史があります。 知内温泉には、5つの源泉があり、「鉄鉱泉」「炭酸塩類泉」「明ばん泉」「含重曹弱食塩泉」が湧いています。これだけのお湯が沸きながら、この温泉に入れるのは一軒宿「ユートピア和楽園」だけ。
恵山温泉(北海道)|道南唯一の酸性泉!珍しい含鉄アルミニウム硫酸塩泉
函館周辺には、さまざまな温泉地がありますが、恵山温泉もそのひとつ。 函館から国道278号線を東に向かうと現れます。 恵山温泉には、「恵山温泉旅館」という一軒宿があります。泉質は、国内でも珍しい「含鉄‐アルミニウム‐硫酸塩泉」。
玉川温泉(秋田)|日本一の強酸性泉!本格的な湯治湯「含鉄泉」
日本一、酸性度が高い「強酸性泉」としても有名な「玉川温泉」。 万病に効く療養泉として知られ、長期逗留の湯治客が多いのがこの温泉の特色です。 泉質は、含二酸化炭素・鉄(II)・アルミニウム-塩化物泉。鉄分をはじめとした多くのミネラルが含まれた酸性泉で、ph1.2という数字は日本一。
須川温泉(秋田)|ph1.9の強酸性!期間限定「含鉄泉」!
秋田県と岩手県の県境にある栗駒山にある「須川温泉」は、豊富な湯量を誇る「含鉄泉」。 加水加熱なしの「源泉かけながし」温泉で、乳白色。 Ph1.9という強い酸性湯としても有名な温泉地です。
須川高原温泉(岩手)|須川温泉と同泉の強酸性含鉄泉
岩手、秋田、宮城の県境、栗駒山の国有林にある「須川高原温泉」は、「含鉄泉」の天然温泉です。300m離れたところにある秋田県側の「須川温泉」とは、同じ源泉。この温泉地の温泉施設は1件のみ。「須川高原温泉」という名前で運営しています。
松代温泉(長野)|カルシウム、塩分、炭酸ガスが豊富な「含鉄泉」
長野県にある松代温泉は、「黄金湯」とも呼ばれ、「鉄分」を始め、「カルシウム」、「炭酸ガス」、「塩分」が豊富に含まれた温泉地です。鉄泉の特徴である「茶褐色」のお湯が楽しめ、豊富な湯量があるため源泉かけ流しの温泉施設が多いのも魅力です。
坂井温泉(愛知)|知多半島にある含鉄泉!シブい施設で通向き?
愛知県内では唯一の含鉄泉がある「坂井温泉」。 知多半島の真ん中あたり、坂井海岸近くにある「坂井温泉湯本館」で入浴ができます。 泉質は、「含鉄(II)−ナトリウム・マグネシウム−塩化物泉」。 中性泉で、浸透圧も低帳性で湯あたりすることもほとんどなく、長風呂向き。施設的には、内湯のみで、窓から海岸が見渡せるものの、施設の老朽化している感も。シブい施設なので、泉質重視の通の方に。
秋神温泉(岐阜)|飛騨高山の大自然!山奥の一軒宿にある「含鉄泉」
飛騨高山の雄大な大自然が満喫できる、まさに秘境。 秋神温泉は、そんな山奥にある一軒宿。 小ぶりな浴槽からは窓越しに森林と秋神川が見え、とくに冬場は雪景色が美しい秘湯。 含鉄泉特有の赤褐色のお湯が、芯から体をポカポカと温めてくれます。温泉通の方の間で、人気が高い温泉です。
長良川温泉(岐阜)|長良川の景観も楽しめる!炭酸を含んだ含鉄泉
かつての織田信長の居城「金華山」のふもと。岐阜市内を流れる長良川沿いにある「長良川温泉」は、単純炭酸含鉄泉の天然温泉です。 歴史も古く、お湯が発見されたのは今から約1300年も前にさかのぼります。鉄泉特有の茶褐色の泉色で、古くから温泉街として栄えた歴史があります。
長浜太閤温泉(滋賀)|琵琶湖畔、太閤秀吉ゆかりの地にある「含鉄泉」
琵琶湖を望む、滋賀県長浜市。戦国時代に、豊臣秀吉が居城を構えた街としても有名です。 この場所にある「長浜温泉」は、総鉄イオンの「含鉄泉」。鉄泉ならではの赤褐色のお湯が楽しめます。
須賀谷温泉(滋賀)|浅井長政&お市の方が愛した歴史ある「含鉄泉」
滋賀県の温泉は、戦国時代の武将の云われあるお湯が多いようです。 この須賀谷温泉もそのひとつ。長浜市内にあり、「長浜太閤温泉」と同様、鉄分が含まれた含鉄泉です。
天橋立温泉(京都)|天橋立温泉(京都)|日本三景「天橋立」を望む「含鉄泉」
日本三景のひとつに数えられる景勝地「天橋立」に誕生した含鉄泉。温泉地としての歴史は浅く、1999年にボーリング調査で温泉を掘りだしたのが始まりです。 歴史は浅いものの、良質なミネラル分が豊富に含まれたお湯で、女性に人気。 泉質は、含鉄泉に塩化物も含まれた「含弱放射能・鉄(U)―ナトリウム―塩化物泉」。
有馬温泉(兵庫)|歴史ある天下の名湯!「含鉄泉」含む7種の湯
有馬温泉の「金泉」は、鉄泉の代表格。神戸市街地にほど近く、自然豊かな山々のミネラルを豊富に含んだお湯が楽しめます。 有馬の泉質は、更年期に効果がある「鉄泉」だけではなく、環境省が定める9種類の療養泉の7種類もの成分が含まれている混合泉です。
大沢温泉(兵庫)|神戸フルーツフラワーパーク内にある「含鉄泉」!!
「大沢温泉」とは、この「神戸フルーツフラワーパーク」内にあり、その所在地から名付けられている温泉のこと。温泉施設も、意外と大規模で、露天風呂はもちろん、打たせ湯や薬湯、源泉かけ流しの湯もあり、まさにスパというほど大規模。 含鉄泉特有の赤褐色のお湯を思う存分楽しめます。
明石温泉(兵庫)|明石海峡大橋を望む絶景でのんびり!「含鉄泉」
兵庫県という場所は、意外に「含鉄泉」が豊富な土地柄なのかもしれません。 明石温泉は、「明石海峡大橋」で有名な海沿いの場所にある天然温泉で、海を臨む絶景が楽しめる温泉施設もある意外な穴場。 泉質は、「含鉄(U)−ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー塩化物温泉」。 含鉄泉特有の赤褐色のお湯につかりながら、絶景で心を癒すこともできる温泉です。 「龍の湯」という温泉専用施設があり、日帰りで良質なお湯を堪能できます。
花山温泉(和歌山)|関西屈指のミネラル豊富な「含鉄泉」
和歌山市内にある「花山温泉」は、含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉の「含鉄泉」です。お湯の色は黄色、含有成分が豊富で「湯の花」が多いことで有名な温泉地。
ふいご温泉(徳島)|鉱山跡から湧き出す!酸性の含鉄泉
徳島市内を流れる、有名な川「吉野川」の上流。 標高1133mの高越山のふもとにある「ふいご温泉」は、四国有数の「含鉄泉」です。 「高越山」は、かつて徳島最大の銅山があった場所で、その鉱山跡から自然に湧き出ている鉱山水が泉源になっています。
多田温泉(島根)|ph2.8の強酸性含鉄泉!山間部の一軒宿温泉
山陰エリア唯一の「含鉄泉」が、島根県にある「多田温泉」です。島根の石見空港から山間部に入った「益田市」にあります。泉質は、鉄・カルシウム硫酸塩泉。Ph2.8という強酸性です。
大谷温泉(島根)|深い山合にある秘湯!川のほとりの一軒宿の含鉄泉
島根県益田市にある、もうひとつの「含鉄泉」が「大谷温泉」。 こちらも多田温泉(島根)と同様、山合いの一軒宿「大谷温泉かじか荘」でお湯が楽しめます。

TOP 女子注目の含鉄泉 女子に嬉しい良質温泉 癒し温泉探訪記ブログ 温泉基礎知識