【白骨温泉/白骨ゑびすや】源泉かけ流しの白濁湯!硫黄の香り漂う天然温泉
久々の温泉旅行。ついに、憧れの「白骨温泉」にやってきました。
雪見風呂がしたくて、まだ寒い2月の訪問です。
昔から一度は行ってみたいと思っていた理由は、「天然の白濁湯」。
茶褐色のお湯は意外と多いけれど、白濁湯はなかなかないのが其の理由。
今回、宿泊したのは「白骨ゑびすや」さん。
では!早速、入湯&宿泊体験記をご紹介します。
※2017年2月下旬入湯。
「白骨ゑびすや」は、こんなとこ!
結構たくさんの旅館がある「白骨温泉」。
「白骨ゑびすや」は、その中では小さめの旅館です。
総部屋数は、約20室ほど。
↑入り口。巨大なつららがあってビックリ!
さすが、標高1400mにあるだけあって、雪もどっさり。※2月。
↑旅館の近くの野山は、こんなに積雪が・・。
白骨温泉までくると道路が凍結しているので、車の場合はとくに要注意です。
さて! 早速、チェックインします。
広々した、フロントロビー。
古い建物らしいけれど、リノベーションされていて、とってもキレイ!
お部屋も、すごく広くて、これまたキレイに保たれてます。
窓からは雪山も見えるし、眺望もよくて大満足!
しかも、なんと、このお部屋。広いバスルームもあって、窓付き。
客室風呂からも、雪山が見えるというのは驚きでした(使わなかったけど)
たまたま、そういうお部屋になっただけだと思いますが、入室した瞬間からテンションあがります。
しかも!! このお宿のお値段。冬季の「おかまいなしプラン」で、超お買い得。
なんと、朝夕付きでひとり1万円なんですよね。
「おかまいなし」というのは、お部屋への案内や布団敷きはなし。
つまり、誰もお部屋に入ってこないというサービスプランなんですが、全然問題なし!
結果から先に言うと、こんなにコスパがいい宿は初めて!!
驚きのコスパの模様は、最期の最後に紹介させていただくとして、まずは、お風呂に行ってみましょう!
白骨温泉のお湯を初体験します!
ロビー階は2F。1Fに、大浴場があります。
※つまり山の斜面に沿って建てられてる旅館。
お風呂の入り口の前には、待合スペースがありました。
寒いせいか、ここや館内各所に石油ストーブがおいてあって、ポカポカです。
男女の湯殿は入れ替え無し。女湯は左です。
温泉分析表はこちら。湯殿に入る前のスペースにあります。
奥田源泉というのは、白骨温泉の複数ある「源泉」の名前のひとつみたい。
これが一番新しい分析表です。
書き出すと、以下の通り。
源泉名:奥田源泉
泉質:含硫黄―カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉(硫化水素型)
湧出量:毎分37.5L
湧出時の温度:46.7℃
源泉の色:無色透明
浴槽の色:乳白色(気温・天候により変化する場合あり)
では、いざ!入湯!!
さて!特筆すべきことがひとつ。
これは、車で白骨温泉エリアに入った瞬間から感じること。
結構、硫黄のにおいがします。
きつすぎはしないけど、ロビーも客室もほのかに硫黄の匂い。
もちろん、大浴場もゆで卵みたいな硫黄のにおいで包まれます。
この匂いがすると、「あ〜温泉に来たんだな〜」と嬉しくなります。
内湯です。
※今回、浴場にも脱衣場にも、ダレモイナイときに入れた瞬間があって、撮れちゃいました。
外気温がマイナスだったので、湯煙がすごくたっていますが、本当に白濁湯!!
見た瞬間に、ちょっと感動しちゃいました。
※湯の花がたくさんついてます。カルシウムの結晶。
体があったまったところで、外湯へ。
日が沈んだ直後に撮ったので暗いけど、いい眺めです。
夕食後にも1回入ったんですけど、星空がスゴクキレイで見惚れました。
外湯は、外気温が低すぎるせいか、ぬるめ。
でも、肩までつかるとちょうどよい温度で、長風呂できます。
あ〜!いい湯だなぁ〜。
白骨温泉、すごいー!
源泉かけ流しなだけあって、塩素臭なんかは一切なし。
硫黄の匂いが手について、いい香り!
※驚いたのは、翌日までずっと自分から硫黄のにおいがしました。
ただ、弱酸性泉のせいか、入浴後のしっとり感はなく、すぐに肌が乾燥するので保湿が必要。
これも、意外な点でした。
あと1つ。このお風呂で注意点が。
このお風呂の洗い場は、きれいな木目の床なんですが、つるつる滑ります。
チェックインのときに、「滑るので気を付けてください」と言われるんですが、確かにつるっといきかけたので、注意が必要。
そして、唯一古さを感じたのは、蛇口。
シャワー付きの蛇口が2個しかないので、髪を洗うときは、順番待ちすることがあるかも。それ以外は、何の不便も感じなかったです。
「白骨ゑびすや」の夕ご飯&朝ごはん
さて!温泉の楽しみのひとつは、夕ご飯です。
「白骨ゑびすや」の夕食
こちら、お品書き。
とってもリーズナブルなお値段だったので、
過度な期待はしていませんでしたが、結果的にはかなり満足!
出てきたものを、写真コラージュにしてみました。
なかなか、いい感じ。
長野なだけあって、お蕎麦付き。
そばの実のあんかけも美味しかった。
あと、このお造り。信州サーモンと大岩魚のお刺身です。初めて食べました。
信州サーモンというのは、ニジマスとブラウントラウトを交配させた信州独自の新品種だそうです。
脂がのってるわりに、くどくなく、つるっと食べれちゃう。
川魚系の刺身って臭みがあるイメージがあるけど、それもなし。美味しく頂けました。
旅館の夕食って、量が多すぎるイメージもありますが、ここのは品数が多い割に、ポーションが小さいものが混じってるので、女子にはちょうどいいボリュームです。
ごちそうさま〜!
「白骨ゑびすや」の朝食
朝ごはんも、コラージュ写真でちょこっとご紹介。
朝ごはんは、鍋物系が2つ。
1つは、山菜と豆腐のおつゆ。もう1つは、温泉粥。
温泉粥に、色々載せて食べると美味しさ倍増。
このお粥には、おつゆもかけてみたんですが、あいますね。
信州なのでおつゆの味が濃い目なので、ちょうど、ちょこっと出し醤油をかけたような感じになります。(邪道かも?)
白ご飯もあるので、炭水化物とりまくりになりますが、ぺろりと行けちゃうのは、ご飯が美味しいからだと思われます。
白骨温泉/白骨ゑびすやの感想のまとめ
泉質感 | ★★★★★ |
---|---|
癒し度 | ★★★★★ |
清潔度 | ★★★★★ |
リピしたい度 | ★★★★★ |
料理の味 | ★★★★★ |
オール5は初めてかも・・・!? というほど、満足度の高い温泉宿泊でした。眺めた野山は、広葉樹ばかりだったので、秋はきれいな紅葉がみれるんじゃないかな?
他の季節にも、また行ってみたい温泉のひとつになりました。
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おまけ 飲泉所もある白骨温泉
旅館の中には、飲める温泉水はなかったんですが、外を散歩すると、そういう場所が見つかります。
これは、お隣にある「新宅旅館」の入り口にある飲泉所。
まろやかな感じで、なかなかいいお湯でした!
白骨温泉は、各旅館ごとに源泉が違うところが多いんですよ。ほかの旅館にも、ちょっと泊まってみたくなりますね^^。
白骨温泉/白骨ゑびすやのデータ
白骨温泉/白骨ゑびすや
所在地 | 長野県松本市安曇白骨温泉4206-2 |
---|---|
アクセス | 松本ICから国道158号線→県道300で約40キロ。 |
泉質 | 含硫黄―カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉(硫化水素型) |
源泉の温度 | 46.7℃ |
ph | 弱酸性 ※ph不明 |
開湯 | ※白骨温泉自体が、鎌倉時代〜 |
お湯の色 | 無色透明 空気にふれると乳白色に変化 |
温泉地公式サイト |
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- 鳥取県の「東条湖」という湖のほとりにある「はわい温泉」に行ってきました! ハワイって、、、 あのハワイ? と思いきや…。もともと、この周辺の町名が「羽合」。 なるほど。そういうことですか。まぁいいや! はわい温泉というのは、意外と歴史の古い温泉で、江戸時代に「湖底から湧き出すお湯を鯉が教えた」という伝説があるのだとか。 豊富な湯量で、泉質は「塩化物-硫酸塩泉」。婦人病にもよいそうな。これは期待大! 今回は、この「はわい温泉」にいくつかある、温泉旅館のひとつ。 「望湖楼(ぼうころう)」へ! 何でも、湖の上に露天風呂があるのだとか! これは楽しみ! では、早速行ってみましょう^^!