美人湯って、どんな温泉のこと?「美人湯の泉質」基礎知識

美人湯とは?

「美人湯」や「美肌の湯」と呼ばれている温泉は、いったいどんなお湯なのでしょうか?

 

知っておくと便利な「美人湯」の泉質と特徴をご紹介しましょう。

 


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4種類ある「美人湯」の泉質と特徴

美人湯とは、「お肌をすべすべにする効果がある温泉」です。入るとすぐにわかるものが多く、男女問わず人気があるのがこの温泉です。

 

「アルカリ性の温泉」「ナトリウム-炭酸水素塩泉」「硫酸温泉」「メタけい酸含有温泉」が美人湯の代表格です。

 

強度が高いほど効果あり!「アルカリ性の温泉」

 

もっとも定番なのは、「アルカリ性の温泉」で、phで表記されるイオン濃度が7.5以上のお湯です。石鹸水と同じような作用があり、毛穴の奥にたまった汚れや古い角質を落としてくれる働きがあります。
アルカリ度が高い温泉ほど、クレンジング能力が高く、入浴するとすぐに「ぬるぬる」した感じがして、お肌がつるつるします。

 

高いアルカリ度が肌を潤す「ナトリウム-炭酸水素塩泉」

 

かつては「重曹泉」と呼ばれていた『ナトリウム-炭酸水素塩泉』も、「美肌の湯」として広く知られている温泉です。この泉質も、アルカリ度が高い温泉で、入浴するとお肌がしっとりします。

 

「硫酸塩泉」

 

硫酸塩泉は、お肌をしっとりさせる化粧水のような効果がある温泉です。お湯に含まれているミネラルの違いで、「カルシウム硫酸塩泉」「ナトリウム硫酸塩泉」「マグネシウム硫酸塩泉」の3つがあります。

 

「メタけい酸」が含まれている温泉

 

正式な泉質名になっていませんが、温泉の中には「メタけい酸」という成分が豊富な温泉があります。この濃度が高いと、お肌の新陳代謝を促し、美肌効果が高まります。
実際、潤い重視の化粧水や入浴剤にもよく用いられている成分で、温泉の泉質分析表を見ると含有量がわかります。100g以上入っているとかなり優秀な温泉です。

 


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